かなりつよい。

日記です。

感受する

色々なことがあったひと月だった。髪も伸びた。いつの時代も朝自分で起きられたことなんかなかったのに、なぜか朝起きられるようになった。これがいちばんの驚きだ。でも毎日とてもこわい、いつか寝坊するはずだから。でも寝坊をしても10分で家を出られたずっと音楽を聴いてなかった。天気予報を見るようになった。腕時計をするようになった。ハンカチを持つようになった。上手く諦めることができるようになった。こんなにたくさんの人と毎日話したり、関わったことは今までなかった。そして、こんなにたくさんの時間、他人のことを考えたことはなかった。感性が磨かれるということばがなぜかしっくりくる、そんなひと月だった。昨日は月がすごくきれいだった。季節を感じる、こういうことも今までより豊かな感じがする。こころが解放されているというか、いろんなことを受け入れられる余裕がある、こころの構えができている、そんな感じだ。決して楽じゃあないけど、わたしにとって良い経験であったことは確かだ。どんなひと月になっても良い経験になるってのは元からわかっていたけど、想像より楽しかった。そして、毎日毎日考えが進んでいく感じがする。実際にはそれが前に進んでいるのかはわからないのだけれど。人間として生きていく ということの意味は、「色んな人がいる」ということに気づいたり、それを理解しようとしたり、受け入れたりすることなのかなと思った。誰にとってもということはわからないんだけれど、少なくとも今のわたしにとっての人間として生きるってのはそんな感じだ。じぶんの気持ちを否定する必要なんてないんだってわかった。それは他人の気持ちについてもおんなじことで。そこにある事実とわたし/あなたの気持ちとわたし/あなたはどうするのか、それだけだね。